台風7号近畿地方に接近 和歌山・串本町では漁師らが対策 お盆シーズンの観光に大きな影響も
台風7号が接近している和歌山県串本町から中継です。(取材・報告=神田貴央記者)
和歌山県串本町の串本海中公園からお伝えします。雨は朝から降り始め、時折、視界が真っ白になるほど強い雨が降り続いています。また、体をぐっと押されるような強い風が吹き付けています。
串本町内の漁港では、朝から船が高波で流されないように漁師らがロープで固定していたほか、海沿いの建物では、窓が割れないようにテープをはるなどの対策がとられていました。
また、お盆シーズンの観光にも大きな影響が出ています。町内の宿泊施設では観光客が今日の宿泊をキャンセルし、帰宅の準備をする姿も見られました。
観光客「最悪ですね。もうちょっと遊びたかった」
東海道・山陽新幹線では、明日15日、名古屋から岡山の間で計画運休を行う予定です。在来線も午後から和歌山県南部で運転を見合わせるほか、明日は京阪神の多くの路線で始発から運転を見合わせる予定です。
近畿地方では14日から明日にかけて、線状降水帯が発生して災害級の大雨になる可能性があり、厳重な警戒が必要です。
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