イタリア南部沖で移民船が沈没 2人が死亡 約30人が行方不明に(2023年8月7日)

イタリア南部沖で移民船が沈没 2人が死亡 約30人が行方不明に(2023年8月7日)

イタリア南部沖で移民船が沈没 2人が死亡 約30人が行方不明に(2023年8月7日)

 地中海のイタリア南部沖合でアフリカからの移民を乗せた船が沈没し、少なくとも2人が死亡、およそ30人が行方不明となっています。

 波が押し寄せ、大きく揺れる救助船。それでも、救助船に乗った人たちは海の中から浮き輪をつけた人を懸命に引き上げていきます。

 イタリアメディアによりますと、南部ランぺドゥーザ島沖の地中海で移民を乗せた船2隻が沈没しました。

 イタリアの沿岸警備隊が駆け付け、57人の移民を救助しましたが、子どもを含む2人が遺体で見つかり、およそ30人が現在も行方不明となっています。

 2隻の船はいずれもアフリカ北部のチュニジアから出発し、ヨーロッパへと向かう途中で転覆したということです。

 アフリカや中東から地中海などを通ってヨーロッパへと渡る移民の数は、今年に入って急増しています。

 国際移住機関によりますと、定員オーバーによる船の転覆などで死亡する人の数も増えていて、その数は今年だけですでに2000人を超えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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