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【7歳窒息死】子ども相次ぎ死亡 児相は2度保護も“家裁の判断”で自宅へ
2019年に当時7歳だった二男を窒息死させたとして、殺人の疑いで母親が逮捕されました。二男の他の子ども3人も相次いで死亡していました。児童相談所は二男を2度保護していたものの、家裁の判断で在宅指導となり、二男は約9か月後に命を落としました。
■落ち着いた様子で…容疑者自ら通報
2019年、当時7歳だった二男の雄大くんを殺害したとして、神奈川県警は殺人の疑いで、自称看護助手の上田綾乃容疑者(42)を逮捕しました。雄大くんの鼻と口をふさぎ、窒息死させた疑いが持たれています。
事件が起きた当時は夏休み。神奈川・大和市の自宅アパートには上田容疑者と雄大くんの2人だけでした。「子どもが急に苦しみだした」という趣旨の通報をしたのは、上田容疑者自身でした。
雄大くんが搬送される様子を見た近所の人は「(雄大くんは)血の気がなくて生きている感じがしなかった」と振り返ります。上田容疑者が取り乱すこともなく落ち着いた様子だったため「あれ、なんかおかしくない?って(思った)」と言います。
■子ども4人全員が死亡…何が?
雄大くんの他に3人の子どもがいましたが、県などによると約20年前、生後5か月だった長男はミルク誤嚥で、翌年は生後1か月だった長女が乳幼児突然死症候群で死亡。さらに5年前の2017年には、三男が原因不明で死亡していたといいます。
■家裁「入所は不当」と判断…自宅へ
そして雄大くんは、児童相談所で2度保護されていました。
1回目は2012年で、生後5か月だった雄大くんが心肺停止となり、救急搬送されたタイミ
ングでした。約2年半の間、施設に入所するなどしましたが、安全が確保されたと判断され、自宅に戻りました。
2回目は三男が死亡した2017年で、保護された雄大くんは「お母さんが怒ると、とても怖い時がある」「(お母さんに)投げ飛ばされて口から血が出た」と話していました。児童相談所は「身体的な虐待がある」として、再び施設に入所させる方針としました。
ただ、上田容疑者は拒否。近所の人は「(上田容疑者が児童相談所職員に対し)嫌だ!絶対に渡さない!という風な感じで叫んでいました」と言います。
さらに家庭裁判所が入所を不当と判断したため、2018年に一時保護を解除し、在宅指導に切り替えたといいます。
■児相と面接…困り事は「特にない」
神奈川県が開いた会見で児童相談所の所長は、家裁の判断について「保護者が児相の指導に従う状況があるのだから、施設入所せず在宅(指導)でやっていけばいいんじゃないかと(判断した)」と説明しました。
しかし、施設から自宅に戻った約9か月後、雄大くんは命を落としました。事件の4日前、上田容疑者は児童相談所の職員との面接を受けていました。
所長
「『お母さんお困りの事ないですか?』と聞いたけれども、『特にない』と」
県などは、上田容疑者が周囲の関心を引くため子どもに危害を加える「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性があるとして対応してきたといいます。
上田容疑者は逮捕後、「何もしていない」と容疑を否認しているといいます。
「代理ミュンヒハウゼン症候群」とは
[https://news.ntv.co.jp/category/society/7310b5da29d746fd9f1a16c36eb31c2e]
(2022年2月21日放送『news zero 』より)
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