ユネスコ “水の都”ベネチアの「危機遺産」指定を勧告 9月の世界遺産会議で採決へ(2023年8月1日)

ユネスコ “水の都”ベネチアの「危機遺産」指定を勧告 9月の世界遺産会議で採決へ(2023年8月1日)

ユネスコ “水の都”ベネチアの「危機遺産」指定を勧告 9月の世界遺産会議で採決へ(2023年8月1日)

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)は「水の都」として知られるイタリアのベネチアについて、「危機遺産」への指定を改めて勧告しました。

 1987年に世界遺産に認定されているベネチアについて、ユネスコは7月31日、オーバーツーリズムや気候変動へのイタリア側の対策が不十分だとして、存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定するよう勧告しました。

 来月にサウジアラビアのリヤドで開かれるユネスコ世界遺産委員会の会議で採決されます。

 ベネチアでは今年2月に干ばつが発生し、運河を巡る名物のゴンドラが一時、運航中止となりました。

 ユネスコは2021年6月にもベネチアについて同じ勧告を出しましたが、翌月に指定を見送っていました。
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