醤油ボトルの注ぎ口を舐め、舐めた湯呑を元に戻す 迷惑動画投稿の少年とスシロー調停成立

醤油ボトルの注ぎ口を舐め、舐めた湯呑を元に戻す 迷惑動画投稿の少年とスシロー調停成立

醤油ボトルの注ぎ口を舐め、舐めた湯呑を元に戻す 迷惑動画投稿の少年とスシロー調停成立

 回転寿司チェーン「スシロー」で客の少年がしょうゆ差しをなめる動画が拡散し、運営会社が少年に損害賠償を求めていた裁判で、大阪地裁で調停が成立し、スシロー側が訴えを取り下げたことがわかりました。

 今年1月、岐阜市のスシローの店舗で、少年が卓上のしょうゆボトルの注ぎ口をなめたり、なめた湯飲みを元に戻したりする動画がSNSで拡散しました。

 大阪府吹田市に本社を置くスシローの運営会社は、動画により全国の店で客が大幅に減ったうえ、衛生管理への信用が損なわれたなどとして、少年に約6700万円の損害賠償を求め、大阪地裁に訴えを起こしていました。

 一方、少年側は行為については認めて、反省しているとしたうえで、「客が減ったのは、他の回転ずし店との競合も考えられる」と反論し、訴えを取り下げるよう求めていました。

 大阪地裁によりますと、この裁判が7月31日付で調停が成立し、訴えが取り下げられたということです。

 また、警察はこの少年を器物損壊の疑いで書類送検していますが、検察は1日付で家庭裁判所に送致しました。

 取材に対し、スシローは「調停は事実だが、詳細は答えられない」とし、少年側の弁護士も「何もお答えすることはできません」としています。

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