「子どもの頃はこんなんじゃなかった」8月も続く災害級の暑さ 熱中症の搬送者は去年の約1.1倍に

「子どもの頃はこんなんじゃなかった」8月も続く災害級の暑さ 熱中症の搬送者は去年の約1.1倍に

「子どもの頃はこんなんじゃなかった」8月も続く災害級の暑さ 熱中症の搬送者は去年の約1.1倍に

 きょう(1日)から8月。夏本番を迎え、兵庫県豊岡市では約400個の風鈴が川に吊るされ、澄んだ高い音色を奏でています。毎年この時期、訪れた人に少しでも涼しい気分になってほしいと、行われているイベントですがー。

 祝嶺史郎カメラマン「京都府舞鶴市です。8月に入ったばかりですが、体温を超えるほどの危険な暑さになっています」

 京都府舞鶴市で最高気温が38.2度、京都市では12日連続の猛暑日となる38.1度と、1日も近畿各地で“災害級”の暑さとなりました。

 「いや困りますね。このまま40度まで行ったら嫌ですね」
 「子どもの頃はこんなんじゃなかったですね。夕方、夕立ち来て、その後すっと涼しくなる。それがこの頃ないから」
 「(この暑さが)まだ1か月あると思ったら吐きそうですね」

 7月31日、猛暑日となった大阪府豊中市では、熱中症の疑いがある通報が相次ぎました。

 気象庁によりますと、今年7月の平均気温は兵庫を除く5府県で去年より上昇。

 消防庁によると、暑さに伴い、熱中症で搬送される人は去年の同じ時期(7月1日~23日)と比べて1.15倍に増加しています。

 豊中市・池田市消防指令センター 與儀一也消防司令長
「7月だけで(熱中症疑いの通報が)90件を超えてますので、8月も多くなると思います。かなり厳しい状況ではありますが、近隣と応援体制とってますし、予備車を活用したり、各市が工夫して対応を考えておりますので、なんとか乗り切っていこうというところです」

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