“地域の宝”老舗銭湯で激しい炎 80代男性逃げ遅れか 連絡取れず(2023年7月28日)

“地域の宝”老舗銭湯で激しい炎 80代男性逃げ遅れか 連絡取れず(2023年7月28日)

“地域の宝”老舗銭湯で激しい炎 80代男性逃げ遅れか 連絡取れず(2023年7月28日)

 近所の人から地域の宝と慕われる老舗銭湯から激しい炎が上がりました。

 28日午前10時半ごろ、東京・板橋区の住宅街のなかにある銭湯で火災が発生しました。

 動画の撮影者:「大きい火事。上まで煙が立って、奥の方に病院があるんですけど病院の名前が見られないくらい灰色の煙が立っていた」

 JR十条駅から1キロほど離れた住宅が密集し、道幅が狭くなっている地域です。

 ポンプ車など34台が出動し、東京消防庁によると、午後4時ごろにようやく鎮圧したということです。

 火元とみられる木造の住宅兼店舗となっていた2階建ての建物を上から見てみると、屋根のほぼすべてが崩れ落ちてしまっています。

 天井が高い、昔ながらの宮造り銭湯。火災が発生した老舗の銭湯「梅の湯」は地域の人にとって…。

 「梅の湯」に通った人:「宝物。昔ながらだから天井は高いし、壊すのはもったいないねって言ってたんだけど…」「地元でね、数少ないお風呂屋さんですからね」「温度は結構熱め…下から泡が出てね…」

 地域の人に愛された銭湯を襲った火災。営業前にお湯の準備をしていたところ、出火したとみられています。

 銭湯を経営していた親子3人のうち息子(58)と母親(83)は軽傷で救助されていますが、87歳の父親とは連絡が取れていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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