「助けて、人を殺してしまいそう」と教員に 中学校に刃物持った男が侵入し現行犯逮捕 生徒ら全員無事
２６日午前、大阪府富田林市の中学校に刃物を持った男が侵入し、現行犯逮捕されました。生徒や教員にケガはありませんでした。
午前１１時すぎ、富田林市立藤陽中学校で「刃物を持った男が校舎に入ってきている」と１１０番通報がありました。
警察によりますと、包丁のようなものを持った男が来客用の玄関に現れ、教員に対し「助けてください。人を殺してしまいそう」などと話しましたが、教員の指示に従って男は刃物を置き、駆け付けた警察官が建造物侵入の疑いで自称・大内紳司容疑者（２９）を現行犯逮捕しました。
男を目撃した生徒
「（男は）焦ったように間をすり抜けて、先生を呼んでくださいって言いながら入っていった」
学校は夏休み期間中で、当時、校内には部活動の生徒約９０人や教員らがいましたが、全員避難して無事でした。
大内容疑者は部活動のために開けられていた正門から侵入したとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。
