第6波で初 沖縄など“まん延防止”解除 3回目ワクチン計画達成できる?(2022年2月21日)

第6波で初 沖縄など“まん延防止”解除 3回目ワクチン計画達成できる?(2022年2月21日)

第6波で初 沖縄など“まん延防止”解除 3回目ワクチン計画達成できる?(2022年2月21日)

 東京で、新たに8805人の新型コロナ陽性者が確認され、4週間ぶりに1万人を下回りました。沖縄など5県では、第6波で初めて「まん延防止等重点措置」が、解除されています。

 うれしさも不安もあります。

 市民:「少しは仕事終わった後、飲みに行ったりしようかなって。全然行ってなかったから」「解除イコール収束と思う人がいるとすると、ちょっと心配かなという気がしている」

 36の都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置は、沖縄や山口など5つの県で21日解除されました。

 ただ、沖縄県では新規感染者の数が下げ止まったままでの解除です。

 県は各圏域ごとに7日間の新規感染者の合計が前の週の倍以上になったり、病床使用率が60%以上になったりした場合、再びまん延防止措置の要請を検討するとしています。

 酒を扱う業者には笑顔が戻ってきました。

 問屋:「(Q.発注量は変わってきた?)変わっとる、変わっとる。兆しは明るい感じだと思う」

 先月9日から続いていた酒類提供や、営業時間の制限がようやく終わりました。

 リカーマリフ・松本伸彦社長:「今まで売れていなかったような商品も販売できるようになる。素直にうれしく思う」

 一方、隣の広島県。21日から2度目の延長期間に入りました。

 ただ、完全停止が要請されていた酒類の提供は午後8時まではできるようになりました。

 住田(酒類卸会社)・青田裕治本部長:「よその県に比べると普通になったのかなという率直な意見です」

 ほか大阪など15の道府県も21日から延長期間です。

 大阪府・吉村洋文知事:「高齢者や高齢者と同居の家族、あるいは施設等、高齢者と日常的に接する仕事をしている人は、感染リスクの高い場所への外出等は控えるよう自粛をお願い致します」

 政府がオミクロン対策の要とするのが3回目のワクチン接種。

 政府の計画では今月末までに3752万人に接種することになっていますが。

 立憲民主党・江田憲司衆院議員:「2月18日時点で1601万人ですから、あと10日間で2000万人以上に打たなければ目標達成ができない。できるんですか、総理」

 岸田文雄総理大臣:「ワクチンの確保、接種体制、そして接種券の配布。これはしっかり対象者向けに行いました。できるだけ多くの方の接種が進むように政府として全力で取り組んでいきたい」

 岸田総理は計画が達成できるか、明言を避けましたが、一日100万回の接種をしても追いつかない状況です。

 国内の3回目の接種率は現在、14.4%です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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