3000人待ち!NYの日本食レストラン 「kawaii」コンセプト 回転レーンにマカロン寿司 #Shorts

3000人待ち!NYの日本食レストラン 「kawaii」コンセプト 回転レーンにマカロン寿司 #Shorts

3000人待ち!NYの日本食レストラン 「kawaii」コンセプト 回転レーンにマカロン寿司 #Shorts

6月、アメリカ・ニューヨークにオープンした日本食レストランで、3000人の客が順番待ちをするなど人気を集めています。一体、どんな店なのでしょうか?

■日本の「kawaii」と「食」 融合コンセプト

奇抜なファッションに身を包んだ店員がお出迎え。カラフルな店内には、アニメ風のネコなど一風変わったオブジェがいっぱいです。

客:「カワイイファッションが大好きです。ここに来るのはとてもユニークな経験だと思い、試してみたかったんです」「間違いなく、カワイイの雰囲気です。とてもユニーク」

海外でも身近な言葉として定着しつつある「kawaii(カワイイ)」。まさに「カワイイ」があふれた、この店。回転レーンで運ばれてくる食べ物も「カワイイ」見た目をしていますが、これは一体…?

客:「とってもおいしい。新鮮です」

実は、寿司です。マカロンの形をしているこちらも、寿司なんです。

一般的な物とは、色も形もかけ離れた奇抜な寿司が食べられる、この店の名前は「SUSHIDELIC(スシデリック)」。日本の「kawaii」と、日本を代表する「食」の融合がコンセプトになっています。

増田セバスチャン氏:「カワイイというのは、表面的な部分でカラフルだったり派手だったり、そういった部分がクローズアップされることが多いが。それだけではなくて、もっともっと心の中にあるものだと感じている。例えば、こんなカワイイがあるから一日がんばれるとか」

■コロナ禍で暗く沈んだ街「NYを元気づける」

手掛けたのは「kawaii」文化を発信し続ける、アーティストの増田セバスチャン氏。これまで、きゃりーぱみゅぱみゅさんのミュージックビデオの美術などを担当してきました。

増田氏:「ニューヨークを見回してみると、日本から持ってくる飲食なのにポップカルチャーをイメージした店がないじゃないかと。僕は2022年まで日本に住んでいたので、日本の最新のカルチャーを持ってきて、和食というものを表現してみようと」

オープン当初は、3000人が順番待ちをしたというこの店。ニューヨーカーの反応は…。

客:「とてもクールです。たくさんのものがあふれているニューヨークでは、みんな人と違うことをしたいと思うから、こういう異文化が入ってくるとうれしいですね」

増田さんが世界的な芸術・文化の発信基地、ニューヨークでこうしたレストランを作ろうとしたもう一つの理由は2022年、コロナ禍で暗く沈んだ街を目の当たりにしたことが大きかったといいます。

増田氏:「ハッピーになって、楽しくなって、ニューヨークを元気づけるもの。今までニューヨークになかったもので表現したら面白いんじゃないかと。僕はずっと日本で活動していたので、日本のものでニューヨークの人たちを驚かせてやろうと」

(「グッド!モーニング」2023年7月24日放送分より)/a>

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