「河井事件」元市議の取り調べ音声データが明らかに(2023年7月22日)
河井克行元法務大臣による買収事件を巡り、東京地検特捜部の検事が現金を受け取ったとされる元広島市議に対して行った取り調べを記録した音声データの存在が明らかになりました。
取り調べを受けた元広島市議の木戸経康被告は河井元法務大臣から現金30万円を受け取り、検察審査会から「起訴相当」と議決され、辞職しました。
初公判を前に木戸被告の弁護士が会見を開き、検事と木戸被告の任意の取り調べを録音した音声データの存在を明らかにしました。
弁護士によりますと、およそ7時間の音声データには、取り調べのなかで検事から不起訴をにおわすなどの文言があったということです。
木戸元市議の弁護士:「特捜部(の捜査)というのはストーリーありきです。河井夫妻を立件するためにやったんだというところはあるのではないか」
今回の報道を受けて、最高検は「公判の推移を踏まえつつ適切に対応する」とコメントしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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