「台風5号」発生 夏休み直撃か 今後の進路は? 関東は再び“ゲリラ雷雨”に(2023年7月21日)
フィリピンの東の海上では台風5号が発生。日本列島への影響は。
■「台風5号」発生 列島への影響は
子どもたちは21日から夏休みです。空港は海外旅行へ向かう家族らでにぎわっていました。ただ、心配なことも。午前9時ごろ、フィリピンの東の海上で台風5号が発生したのです。現地では警戒を強めています。
フィリピン気象庁HPから:「雨の量は23日から24日朝にかけ、50ミリから100ミリに達するとみられる。(大雨に備え)地域の自治体とも連絡を密にして下さい」
日本人に人気のセブ島のビーチ。青空が広がり、波は穏やかです。現在、台風はゆっくり西へ進み、今後、勢力を強めながらフィリピンに近付く恐れもあります。
セブ島ダイビングショップ アクアスケープ 山田翼さん:「23日くらいからセブ島は荒れる予報。船を出せなくなったりすると思う。船はマングローブの奥に隠して、風や波の影響を受けない所へ」
気になるのは今後の進路です。来週には非常に強い勢力に発達して沖縄に近付く恐れがあります。石垣島など先島諸島では週末からうねりや高波に警戒が必要です。
■関東再び“ゲリラ雷雨”黒い雲が
一方、本州は21日も不安定な天気になりました。激しい雨が地面をたたき付けます。午後0時半すぎ、千葉市内で突然、雨が降り出しました。ゲリラ雷雨です。
■「1時間降りっぱなし」 視界かすむ
午後1時ごろの海浜幕張駅。まさかの雨だったのか、傘を持っていない人々が足早に駅へ向かいます。
千葉市美浜区の海沿いを映したカメラ。午前11時半ごろ、明るかった空はだんだんと暗くなっていきます。そして、視界がかすむほどの雨が降りました。
連日、荒れた天気が続く列島ですが、夏の便りも届いています。気象庁は21日、四国と北陸で梅雨明けを発表しました。四国は平年よりも4日遅く、北陸は2日早い梅雨明けとなりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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