岸田首相 高齢者“3回目接種”完了見通し言及せず「トリガー条項」発動は“排除しない”
国会では衆議院予算委員会の集中審議が行われ、新型コロナの3回目ワクチン接種などについて審議が行われています。
野党側は、政府が想定した希望する高齢者などの対象者が今月末までに接種が完了するのかどうか岸田総理を質しました。
立憲民主党 江田憲司 衆院議員
「あと10日間で、2000万人以上の方を打たなきゃ目標達成できない」
岸田首相
「ワクチンの確保、接種体制、そして接種券の配布、これはしっかりこの対象者向けに行いました。できるだけ多くの方の接種が進むように、政府として全力で取り組んでいきたい」
岸田総理は「ワクチンは確保されている」と強調しましたが、希望する対象者全てが接種できるかどうかについては答えませんでした。
一方、岸田総理はガソリン価格の高騰対策として、これまで一貫して否定的だった、ガソリン税の一部を免除する「トリガー条項」の発動も含め「あらゆる選択肢を排除せず、さらなる対策を早急に検討したい」との考えを示しました。
令和4年度の予算案は、きょう午後委員会で採決が行われ、与党側の賛成多数で可決される見通しです。
(21日11:13)
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