子ども9人含む11人が犠牲となった明石歩道橋事故から22年 遺族が今年入庁した職員らに講話

子ども9人含む11人が犠牲となった明石歩道橋事故から22年 遺族が今年入庁した職員らに講話

子ども9人含む11人が犠牲となった明石歩道橋事故から22年 遺族が今年入庁した職員らに講話

 11人が犠牲となった兵庫県明石市の歩道橋事故から21日で22年です。現場では遺族が市の職員に講話を行いました。

 当時2歳の息子を亡くした下村誠治さんはこの日、事故現場で今年入庁した明石市の職員らに事故の状況などを説明しました。

 下村さん
「だいたい10メートルくらいの範囲で。ここで11名が亡くなっている。数字が集中している。前がふさがってしまって、角ですから、全く動かなくなってしまって、後ろからどんどん人が来て…」

 2001年に起きた明石歩道橋事故では、ずさんな警備などが原因で子ども9人を含む11人が死亡しました。事故直後に発足した「犠牲者の会」は先月、解散を発表していて、遺族個人や有志らで事故の教訓を語り継いでいきたいとしています。

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