第169回芥川賞に市川沙央さんデビュー作「ハンチバック」重度障害者の「生」と「性」【知っておきたい!】(2023年7月20日)

第169回芥川賞に市川沙央さんデビュー作「ハンチバック」重度障害者の「生」と「性」【知っておきたい!】(2023年7月20日)

第169回芥川賞に市川沙央さんデビュー作「ハンチバック」重度障害者の「生」と「性」【知っておきたい!】(2023年7月20日)

 第169回芥川賞を受賞した「ハンチバック」は、親が残したグループホームで暮らす重度障害者の女性が主人公です。

 市川沙央さん(43):「こうして芥川賞の会見の場にお導き頂いたことは非常にうれしく、我に天祐(てんゆう)ありと感じています」

 普通を求める主人公を中心に「生」と「性」、「健常者の特権性」が鋭く描かれています。

 作者の市川さんは早稲田大学卒業の43歳。全身の筋肉の力が弱くなる難病「先天性ミオパチー」を抱えながら執筆活動を続け、デビュー作で芥川賞受賞となりました。

 市川さん:「(Q.当事者性が強調されることについて)芥川賞にも、重度障害者の受賞者も作品もなかった。初だと書かれるでしょうが、どうして2023年にもなって初めてなのか、皆に考えてもらいたい」

(「グッド!モーニング」2023年7月20日放送分より)
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