共済金詐取容疑で母親逮捕 娘「入院前の2日間は梅の駄菓子3つしか食べていない」 娘は入退院43回|TBS NEWS DIG
大阪で、9歳の娘に食事を与えず低血糖症で入院させ、共済金をだまし取ったとして母親が逮捕された事件。娘は警察に対し、「入院前の2日間は駄菓子3つしか食べていない」と話していることが分かりました。
大東市の縄田佳純容疑者(34)は今年1月、娘(9)に十分な食事を与えずケトン性低血糖症で入院させ、共済金6万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、娘は捜査での聞き取りに対し、「入院前の2日間は梅の駄菓子3つしか食べていない」などと話しているほか、縄田容疑者に下剤を無理やり飲まされていたことも分かっています。現在、娘の体調は回復しているということです。
縄田容疑者の知人
「かなり子どもがガリガリ。毎日ごはん食べていないだろうなっていうのは見ていてわかるぐらい。お菓子を与えた時に『食べていいの?』と聞かれて、喜んで食べていました」
縄田容疑者の娘は5年前から43回入退院を繰り返していて、これまでに縄田容疑者が受け取った共済金と保険金はあわせて570万円にのぼっています。
一方、大東市には去年10月に縄田容疑者が娘に食事を与えていないなどとする通報が2件あり、娘を要保護児童に登録していたことが分かりました。
大東市の担当者
「(Q.去年10月20日の母子面談で子どもが3食取っているか確認は?)少なくとも十分な食事がとれているかの確認は質問の中でしている。会った時の話ぶりや様子を見て特段問題になるようなことはなかった」
娘が入退院を繰り返していたことについては、「持病の検査のための入院だと聞いていた」などとしています。
今年1月に娘を入院させた直後には、交際相手を旅行に誘ったり友人を岩盤浴に誘ったりしていたという縄田容疑者。
縄田容疑者の知人
「(縄田容疑者は)しょっちゅう飲みに行っていて、子ども一人でほったらかされているんやろうなと」
縄田容疑者は娘を入院させて得た金をエステや外食費にも充てていたとみられ、警察が裏付けを進めています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/ZiIPaFA
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/kQXH6SO
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/emcP71S
コメントを書く