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公示前に投票呼びかけた罪の維新・前川衆院議員 控訴審も一審の有罪判決を支持 前川議員は上告を検討
日本維新の会の衆議院議員が一昨年の選挙で、公示前に投票を呼びかけた罪に問われている裁判の控訴審で、大阪高裁は19日、一審に続き有罪の判決を言い渡しました。
奈良1区選出の衆議院議員、前川清成被告(60)は一昨年、衆院選の公示前に「選挙区は前川きよしげ」などと記載したはがきが入った封筒を出身大学の卒業生らに送り、投票を呼びかけた罪に問われています。
前川被告は「公示前でも送り先が支持者であれば、立候補の準備として認められている」と無罪を主張していますが、一審の奈良地裁は罰金30万円を言い渡していました。
大阪高裁はこの日、「はがきには政党や候補者名が目立つように書かれており、実質的な投票依頼行為である」として、一審の有罪判決を支持し、前川被告の控訴を退けました。
前川被告「高裁でも(投票依頼と)認定になったことは非常に不本意ですし、非常に残念です」
前川被告は上告を検討するということですが、議員としての進退については「党と相談する」としています。
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