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母子殺害…手配のブラジル国籍夫逮捕 SNSに「擁護発言投稿」の同居女性調査し居所を(2023年7月17日)
大阪・堺市で妻と3歳の娘を殺害したとしてブラジル国籍の夫が国際手配されていた事件で、発生からおよそ1年、現地の警察が逮捕したと発表しました。取材すると、逮捕に至った経緯がみえてきました。
■ブラジルに逃亡 国際手配も…約1年後逮捕
薄暗い夜空のもと、ブラジル連邦警察に連行され飛行機に乗り込むのは、去年8月、大阪・堺市の自宅で、妻・荒牧愛美さん(当時29)と長女・リリィちゃん(当時3)の胸などを何度も刺し、殺害した疑いで逮捕されたブラジル国籍の夫・バルボサ容疑者(34)です。
妻子を殺害後、ブラジルに帰国して姿をくらませていたため殺人容疑で国際手配されていましたが、逮捕されました。
指名手配された時のバルボサ容疑者の写真です。地元メディアによりますと、確保された時のバルボサ容疑者は、顔つきが異なっていたということです。また、無職ではなく、仕事に就いていたと報じられています。
後ろ手に手錠を掛けられ、壁に頭を付けてうつむくバルボサ容疑者。その時の様子について、現地で取材を行うブラジル人ジャーナリストは、次のように話します。
ブラジルメディア「ASIA ON」 ブエノ・マリアンナ記者:「容疑者は非常に落ち着いていて、逮捕された際も、私は逃亡していない、近いうちに出頭するつもりだったが、警察のほうが早く来たという内容を供述し、とにかく落ち着いていた」
■きっかけはSNS ブラジル人女性と同居も
バルボサ容疑者は友人のブラジル人女性のアパートに同居し、仕事をしながら生活していたことが16日、新たに分かりました。
一体、この女性とはどこで知り合ったのでしょうか?
ブエノ・マリアンナさん:「この女性との出会いは、彼が日本にいる時に知り合ったと聞いている。彼はブラジルに帰国して、その女友達の家に身を隠していました」
捜査におよそ1年の時間を要した今回の事件。逮捕の鍵を握ったのは、この女性が書き込んだSNSでした。
ブエノ・マリアンナ記者:「SNSを見た時に、ただ1人バルボサ容疑者を擁護する発言を投稿している人を見つけ、警察はその女性を調査し、一緒に住んでいることを特定」
ブラジル人ジャーナリストによると、今回の事件はブラジル国内でも注目されているといいます。
ブエノ・マリアンナ記者:「テレビでも、ニュースサイトでもSNSでも取り上げられていた。ブラジルでは家族を殺害するのは非常に重い罪で、特に子どもや女性を殺害すると重罪になる。短い期間でなく長い期間報じられている」
今後、バルボサ容疑者の処罰を巡っては、日本とブラジルの間に犯罪人引渡条約がないため、ブラジルの法律で裁く、「代理処罰」になる可能性が高いとみられています。
(「グッド!モーニング」2023年7月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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