九州北部豪雨被害 再び大雨 土砂災害に警戒|TBS NEWS DIG
豪雨で7人が死亡した九州北部地方では、再び大雨となっています。土砂災害に警戒が必要です。
午前9時ごろの福岡県久留米市では、道路を叩きつけるような激しい雨が降りました。
「ボランティアにお願いしたいことはありますか」
その久留米市では、きょうから浸水被害を受けた住宅で泥のかき出しや、ふき掃除などの作業を行う災害ボランティアの受け付けが始まりました。また、久留米市役所には、2018年の西日本豪雨で、市が職員を派遣した岡山県倉敷市から土のう袋や飲料水などの支援物資が届けられました。
記者
「土砂崩れで1人が亡くなった久留米市田主丸町の竹野地区では、きょうから周辺の道路でも土砂の撤去作業が本格化し、多くの重機が現場に入っています」
土石流が発生した久留米市田主丸町では、きょうも住民が、泥のかき出しなどの片付け作業に追われています。
住民
「重機で庭の(泥のかき出しを)きょう終わらせます。車庫の泥をとって(車)2台を引っ張る」
一方、福岡県の服部知事は、添田町を訪れ、川の護岸が崩れた現場を視察しました。
記者
「午前10時すぎのうきは市では、いきなり降ってきた雨が、道路上に強く打ちつけています」
被災地では、きょう昼過ぎにかけて、雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。これまでの雨で地盤が緩んでいるため、気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
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