チャンピオンサケ長野の純米吟醸酒が最高賞外国人観光客も飲みたい(2023年7月6日)

チャンピオンサケ長野の純米吟醸酒が最高賞外国人観光客も飲みたい(2023年7月6日)

チャンピオン・サケ!長野の純米吟醸酒が“最高賞” 外国人観光客も「飲みたい」(2023年7月6日)

 世界最大規模の品評会で、日本酒部門の最優秀賞に長野県の純米吟醸酒が選ばれました。円安やコロナ対策の緩和なども重なって、日本酒は今、世界的に大きな注目を集めています。

■「美山錦」今月にも店頭に並ぶ可能性が
 
 4日、ロンドンで行われた世界的な品評会で、日本酒部門の最優秀賞に選ばれたのは、長野県の湯川酒造店です。

 湯川酒造店は従業員10名のみで、長野・木曽谷の奥深くにあります。350年以上の歴史があり、現在は16代目の湯川夫婦が切り盛りしています。

 5日、東京・新橋で湯川酒造店の酒を扱っている酒を訪ねると、外までお客であふれていました。

 「信州おさけ村」 鈴木昭夫店長:「昔から結構好きで扱っているお酒なので、立派な賞をとってもらうとわくわくする」

 最優秀賞を取った「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」はまだ一般販売されていませんが、「いち早く飲みたい」という人は多いようです。

 鈴木店長:「思ったより早くて、2、3名の方から電話が入って『(美山錦が) 入る予定はあるんですか』という問い合わせはあった。(湯川酒造店から) 今月下旬から8月上旬に出るんじゃないかと。発売したら、もちろん取りたいなと思ってます」

 早ければ、今月にも店頭に並ぶ可能性があるといいます。

 鈴木店長:「お米のうまみを生かしながらも、飲みやすいタイプが多くて、酒米が山恵錦とか色々な米の良さを生かして作るお酒が多い」

■外国人観光客も「飲みたい」

 世界的の注目の的となっている日本酒。日本酒目当ての外国人が、続々と日本にやってきています。

 韓国からの観光客:「(日本酒は) 韓国では有名。韓国で日本居酒屋をしているので、(日本酒は)趣味で好き。日本に来て、買って帰る」

 アメリカからの観光客:「日本酒は好き。一味が多様な感じ。米から作られたとしても、味がフルーティーなものから、古い米の味までなので、とても面白いと思います。獺祭はいくら?(アメリカだと)3倍とかもっとするかも。すごく高い。美山錦は知らなかったけれど、賞をとったなら飲んでみたい」

■高まる日本酒ブーム

 こうしたなか、「世界が注目する日本酒を本場で飲みたい」と、日本にやってくる外国人観光客も多くいます。

 酒文化を発信「いまでや銀座」 片岡昌弘店長:「昨年の年末からたいへん多くの方々が来店されるようになりまして、8割ぐらいは海外の人でにぎわっている。柔らかさというか日本酒はお米からできているわけで、お米のうまみがのったお酒というのは海外の方々も注目しているところ」

 最優秀賞に選ばれた日本酒を取り扱う予定の店も、期待感を抑えきれません。

 鈴木店長:「瓶で買うこともできるし、何本かは取っておいて今みたいにショットで飲めるようにするつもり。色んなキャンペーンみたいなもので飲んでもらうのを試みているので、また(お客が)増えてくれるといいなと思います」

(「グッド!モーニング」2023年7月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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