年に度の檜扇の虫干し鮮やかな花鳥風月巫女がふき取って清める和歌山熊野速玉大社

年に度の檜扇の虫干し鮮やかな花鳥風月巫女がふき取って清める和歌山熊野速玉大社

年に1度の「檜扇」の虫干し 鮮やかな花鳥風月 巫女がふき取って清める 和歌山・熊野速玉大社

 和歌山県新宮市の熊野速玉大社で、年に1度の「檜扇」の虫干しが行われました。

 新宮市の世界遺産、熊野速玉大社にある「檜扇」は、ヒノキの薄い板を重ねて作られていていて、湿気や害虫から守るため、毎年この時期に蔵から出して虫干しが行われています。

 いずれも、室町時代から大社に残る国宝の「檜扇」を1964年に複製したもので、大きいものは、高さ約1.5メートル、幅は約1.7メートルもあります。

 色鮮やかな花鳥風月が描かれていて、巫女が1つ1つ丁寧にふき取り、清めていました。

 無病息災や五穀豊穣を願って今月14日に行われる扇立祭で、神前に立てられるということです。

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