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深夜に線状降水帯 西日本で記録的な大雨で被害相次ぐ(2023年7月1日)
1日午前、鹿児島県中種子町。横殴りの雨が道路を強く打ち付けています。九州南部では、線状降水帯が発生する可能性があるとして、警戒が呼びかけられていました。
(報告・又川岳人)
「宮崎駅周辺では、時おりゴロゴロと鳴る雷とともに大粒の雨が打ちつけています」
宮崎県えびの市では、24時間雨量が、ことし最大となる317.5ミリを観測しました。活発な梅雨前線の影響で、連日、西日本では記録的な大雨となっています。
これは午前1時ごろ、下関市内を走っている車の助手席から撮影された映像です。大粒の雨が降る中、道路が濁流に飲まれています。
強い雨が道路に打ちつける音とともに、住宅街に響き渡る地鳴りのような雷の音。山口県では、30日夜から、1日朝にかけて記録的な大雨となり、午前1時には山口県としては、ことし初めて線状降水帯が発生しました。1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を山口県に4回、発表しています。
一夜明けると、街の様子は一変していました。冠水した住宅街。これは午前9時ごろに撮影された山口市内の様子です。辺り一面、湖のようになっています。
午前6時ごろ、山口市内の水路の周りを消防隊が囲んでいます。消防と警察によると、午前5時すぎに、「水路に車が浸かっている。中に人がいるかわからない」と、近く住む人から119番通報がありました。消防隊が駆け付け、水路の中から車を発見。63歳の男性が救出されましたが、その後、死亡が確認されました。
行方不明者も出ています。
(テレビ朝日アナウンサー・仁科健吾)
「警察が複数人歩いて、車の方に向かっています。そしてガードレールを破って、車が田んぼの方に落ちてしまっています」
中には横転している車もあります。24時間雨量が257.5ミリと観測史上1位を観測した美祢市東厚保では車両7台が冠水した道路で動けなくなりました。
(行方不明の男性の姉)
「(乗っていたのは)弟です」
Q.まだ連絡がとれていない?
「そうです」
こちらのシルバーの車に乗っていた男性の行方がわかっていません。連絡を受けた家族が、現場に駆けつけていました。
(行方不明の男性の姉)
Q.まったく手掛かりはない状態?
「まったくないみたいです。もう寝られないです。流されて、どこかいっちゃったかもしれません」
現場周辺では、警察犬も捜索に当たっていました。
警戒レベル5の緊急安全確保が出された山陽小野田市。住宅の外壁には、1メートルほどの高さの部分に、水がきた跡がくっきりと残っています。こちらの住宅では、床上浸水の被害となり、台所などが泥水に浸かっていました。
(被害を受けた家の住人)
「昨日は警報も出てましたし、去年も浸かったので、今回も浸かるだろうなと思ったので、実家のほうに避難していたんですけど。水が引くころにここに来たら、もう玄関開けたら水がばーっと出てくる状態で…」
(報告・桑田和哉)
「こちら、美祢線の踏切なんですが、大量の流木やゴミが散乱して、完全に線路をふさいでいます」
そのすぐ近くにある会社では…
(報告・桑田和哉)
「こちらは会社の駐車場だった場所なんですが、山からの土砂が線路の土台を突き破ってあふれ出し、コンクリートがめくりあがっています」
(被害を受けた会社の社員)
「線路が上の骨だけになっていると思うが、水が溜まって一気にバーンって出てきて砕石が全部のっている。その時に下から押し上げてアスファルトまでめくれたような形。」
コンクリートがめくれあがった駐車場には、線路の下にあったと思われる石が散らばっていました。
(テレビ朝日アナウンサー・仁科健吾)
「山口市内のこちらのスーパーでも浸水被害がありました。いま水は引いているんですが、まだ床には泥がついたままの状態です。こういった商品は水を含んでしまっています」
午前7時ごろには駐車場が冠水していた山口市内のスーパー。店内も水浸しになっていて、従業員たちは片付け作業に追われていました。
(フジグラン山口・今出譲二店長)
「昨日は長時間激しい雨が続いたので、ちょっとこれは危ないなという感じはしていたんですけど…。明日、明後日くらいには再開はしたいと思っています」
九州でも大雨が降り続き、大分県由布市では、1日午前9時までの24時間に385ミリと、7月の観測史上1位を記録しました。
由布市の湯布院町では、土砂崩れがあり、住宅1軒が巻き込まれました。住人の70歳男性と連絡が取れておらず、警察と消防が安否確認を続けています。現場には、あの“スーパーボランティア”尾畠さんの姿も…
(ボランティアに駆けつけた尾畠春夫さん)
「1つしかない命やからな、助けてあげたいって言うたんです。今から行こうと思って」
また福岡県岡垣町では、住宅が倒壊し、90歳の女性が下敷きになっていましたが、およそ1時間半後に救出されました。女性は額を切るなどし、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
大雨の影響は四国にも…。
「午前2時前、松山市内です。道路が川のようです」
愛媛県松山市。道路は一面、冠水しています。24時間で、平年の7月、ひと月分を上回る雨が降りました。山から、激しい勢いで流れる雨水。
雨の影響は、本格的な夏を迎えた各地に及んでいます。きょう山開きを迎えた富士山。朝はご来光が差しましたが…、ほどなくして強い雨が。山開きに水を差します。
海開きを迎えた神奈川県片瀬海岸。ただ、雨と、この波です。午後になり、少し青空が戻ってきましたが…
(海水浴客)
「冷たいです。風はちょっと冷たいです」
サタデーステーション 7月1日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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