プリゴジン氏ロシアへ反乱のきっかけはロシア軍高官も関与Nスタ解説TBSNEWSDIG

プリゴジン氏ロシアへ反乱のきっかけはロシア軍高官も関与Nスタ解説TBSNEWSDIG

プリゴジン氏 ロシアへ? 反乱のきっかけは? ロシア軍高官も関与?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

ロシアで反乱を起こし隣のベラルーシに逃れた民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏が一時帰国した可能性が指摘されています。防衛省・防衛研究所の高橋杉雄さんに詳しくお聞きします。

■プリゴジン氏 ロシアへ?

日比麻音子キャスター:
反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏について、一時はベラルーシのルカシェンコ大統領も「ベラルーシにいる」などと発言をしていましたが、新しい情報が入ってきました。

米「戦争研究所」
「ロシアに戻った可能性がある」

プリゴジン氏のビジネスジェット機がモスクワを経由して、サンクトペテルブルクへ向かったとみられているんです。ただ、このジェット機に本人が乗っていたかどうか、確かな情報はありませんが、ロシアに戻った可能性が指摘されています。

井上貴博キャスター:
これだけの反乱分子であるプリゴジンさんに対して、プーチン大統領の今までの行動を見ていて、もっと強く対処してもいいものなのかなと思うんですけど、言葉遣いが適切か分かりませんが、「泳がせている」というか、プーチン大統領はプリゴジンさんのことを今後まだ「利用できる」と思っているということなんでしょうか?

防衛省 防衛研究所 高橋杉雄氏:
そうだと思います。戻ってきたかどうかの真偽は不明ではありますが、プリゴジン氏は「ワグネル」だけを持っているわけではなくて、企業グループの中でフェイクニュースの専門会社なども持っています。今回の戦争中、あるいは西側に対する世論工作などを含めると、まだプリゴジン氏の力が必要な状況はあると言えるんだと思いますね。

井上キャスター:
プーチン大統領にとって、プリゴジン氏は少し怖い存在なんでしょうか?

高橋氏:
プリゴジン氏はプーチン大統領とは長い付き合いで、“闇”の部分についても知っていると言われていますから、ある種の秘密をバラされたら怖いというのも、おそらくあると思います。

産婦人科医 宋美玄氏:
プリゴジン氏の反乱は大ニュースだったと思うんですけど、これでプリゴジン氏に利用価値があったりとか秘密を握ってるとかがあったりしても、ちゃんと粛清というか、対応を厳しくしないと、他の人たちが反乱しやすくなるといったことはないんでしょうか?

高橋氏:
利用価値があるからこそプーチンと取引ができるというところがあるので、それだけの力がないとなかなか難しいでしょうね。何の力もなく反乱を起こしてもただ粛清されるだけだと思います。プーチン大統領自身が利用価値を感じてるということが必要なんだと思います。

宋氏:
この反乱に乗じてウクライナが反撃しやすくなるとか、戦争全体への影響というのはあるのでしょうか?

高橋氏:
特に、南部軍管区のロストフ・ナ・ドヌーにあった司令部が占拠された時期がありますから、その時期にウクライナ軍がある程度前進できたのは事実です。これから先のことはまだよく分かりませんが、あの反乱から数日間でウクライナがかなり体制を立て直していれば、反転攻勢が成功する可能性はあります。

■“プリゴジン反乱”きっかけは

日比キャスター:
この反乱のきっかけは一体何だったのか改めて見ていきます。

【反乱までの経緯】
▼ロシア側はプリゴジン氏に対し、国防省と契約をするように通告
→国防省と契約をしないと以下の条件を課すとしていた
 ・資金提供打ち切り
 ・ウクライナでの軍事作戦にも参加させない

▼これに対して、プリゴジン氏は契約を拒否
→この契約を拒否したことが、反乱の引き金になった可能性

反乱の動機について、プリゴジン氏は「国防省がワグネルを解体しようとした」などとも話しています。

■“プリゴジンの乱” 軍高官も関与か

日比キャスター:
さらに、プリゴジン氏の反乱には、ロシア軍の高官も関与していたのではないかと言われています。プリゴジン氏に近い関係にあるという、ロシア軍の副司令官、セルゲイ・スロビキン氏が「数日間連絡が取れず、拘束されている」と、複数の関係者が明らかにしたとイギリスメディアが報じました。

スロビキン氏はプリゴジン氏から事前に“反乱計画を伝えられていた”とみられています。ただ、ロシアのペスコフ大統領報道官は、スロビキン氏の拘束について、「コメントできない。国防省に聞いてほしい」と発言を避け、公式の見解は示していません。

笹川平和財団 畔蒜泰助氏
「反乱に関与し逮捕されたとしたら、軍内部の大きな亀裂となる。今後の戦況にも影響を与えかねない」

井上キャスター:
ロシアはロシアにとって都合のいい情報しか出さない。戦争が始まってから西側諸国もロシアの状況をなかなか掴み切れない状況がある。その中で、こういう情報一つ一つをどこまで額面通り捉えていいものなのか。「今後の戦況に影響を与えかねない」とずっと2年間言われてきましたが、実際そんなに変わってきてはいない。この状況を含めて、どう捉えればよいのでしょうか。

高橋氏:
「ワグネル」と軍の間に確執があったのは事実で、特にその指揮系統が2つにわかれていることの問題がありましたから、…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20230630-6094599)

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