はじめて屋外に出たチンパンジー 空を見上げて“驚きの表情”(2023年6月30日)
初めて屋外に出たというチンパンジー。驚きを隠せなかったようです。
生まれて初めて屋外に出たチンパンジーの「バニラ」。仲間と抱き合い、その次の瞬間でした。顔を上げ、上を見上げ。28年間、医学研究などの目的で狭い檻の中で過ごしてきたバニラ。空がこんなにも高いことを。空がこんなにも青いことを。この時、初めて知りました。
保護団体 ダン・マシューズ部長:「人間とチンパンジーは98%のDNAを共有しています。感情的な類似点も多いのですが、彼女の表情を見て私たちは心を打たれました。自由への畏れと驚きの表情です」
その後も空が気になります。そして空の次は。足元です。芝生の感触も初めて。
保護団体 ダン・マシューズ部長:「檻(おり)の中で10歩以上歩くことがなかった彼女が自由を手に入れたんです」
陽の光を浴び風を感じて、自由に歩くバニラ。新しい世界を知った彼女の喜びを何よりこの表情が伝えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く