転覆事故で船頭人死亡の保津川下り月日から運航再開へ一定の安全対策整ったと判断

転覆事故で船頭人死亡の保津川下り月日から運航再開へ一定の安全対策整ったと判断

転覆事故で船頭2人死亡の保津川下り、7月12日から運航再開へ 一定の安全対策整ったと判断

 京都府亀岡市の保津川で起きた転覆事故の後、運休が続く「保津川下り」について、運航する組合は来月12日に再開する方針を固めました。

 亀岡市の保津川で今年3月、乗客と船頭合わせて29人が乗った船が転覆し、船頭2人が亡くなりました。船を運航する「保津川遊船企業組合」は今月、船の足場を改良するなどの再発防止策をまとめたほか、先週には、専門家の指導のもと、緊急時に備えた訓練を         実施しました。

 新たな救命具や無線機の調達のめどもたったことから、一定の安全対策が整ったとして、組合は来月12日に運航を再開する方針を固めました。

 事故について、国の運輸安全委員会の調査などは続いていますが、手漕ぎの船は法律の適用外のため、再開は運航事業者の判断になるということです。

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