広域強盗「ルフィ」名乗る指示役は今村容疑者と判断 強盗事件で初逮捕 警視庁は各地の事件を順次立件する方針｜TBS NEWS DIG
一連の広域強盗事件をめぐり、「ルフィ」と名乗り、フィリピンから指示を出していた特殊詐欺グループの幹部を、警視庁が初めて強盗容疑で逮捕しました。
強盗の疑いで逮捕されたのは、フィリピンに拠点を置き、60億円以上の被害を出した特殊詐欺グループの幹部、今村磨人容疑者（39）です。
今村容疑者は去年5月、仲間と共謀し京都市の貴金属店から、高級腕時計41点、6900万円相当を奪った疑いがもたれていて、警視庁は携帯電話の解析や、被害品を転売して得た金の流れから、今村容疑者をこの事件の指示役「ルフィ」と判断しています。
今村容疑者を知る男性は、今年1月JNNの取材に応じ、「今村容疑者が京都の事件の指示役だ」と証言していました。
今村容疑者を知る男性
「（Q.このグループが強盗や窃盗などの犯罪を始めた最初の事件は？）関西で起きた強盗。京都（の事件）。人はいくらでも集める、要は捨て駒です」
この事件の逮捕者は14人にのぼり、「闇バイト」を通じて集められたとみられています。
警視庁は今後、今村容疑者ら特殊詐欺グループ4人と、各地の強盗事件の関連を捜査し順次、立件する方針です。
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