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岸田首相「敵基地攻撃能力」 の名称変更の可能性に言及
岸田総理は政府が検討を進めている「敵基地攻撃能力」について、「今後名称も含めて検討していく」と述べ、名称を変更する可能性について言及しました。
きょうの衆議院予算委員会で攻撃を受ける前に相手の拠点を叩く、「敵基地攻撃能力」について議論が行われました。
岩屋毅元防衛相
「今どき敵基地っていうのは一体何を指すのかと。リアリティーをなくしてきているわけですね。この、概念が非常に曖昧な用語を使って議論するっていうのは、議論が矮小化する、あるいは肥大化する。そういう恐れがあるというふうに私は心配しております」
岸田総理
「国会で議論する際に、一般に広く用いられている用語を、現時点では使用しているということであります。さまざまな議論がある中で、今後名称も含めて、検討していくことは考えていかなければならないと思っています」
議論の中で岩屋元防衛大臣は、「敵基地攻撃能力」について、「敵の基地を攻撃するのかしないのかという議論に焦点があたって、好ましくない」、「新しい防衛力をどう構想するか、しっかり議論する必要がある」と指摘しました。
これに対し岸田総理は、「今後名称も含めて検討していくことは考えていかなければいけない」と述べ、名称を変更する可能性について言及しました。その上で、「憲法や国際法などを踏まえた上で議論を進めていく」と強調しました。
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(18日13:00)
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