神戸高殺害事件元少年が懲役年の実刑判決を不服として控訴遺族悪意すら感じている

神戸高殺害事件元少年が懲役年の実刑判決を不服として控訴遺族悪意すら感じている

神戸高2殺害事件 “元少年”が懲役18年の実刑判決を不服として控訴 遺族「悪意すら感じている」

 懲役18年の実刑判決を受けた元少年が、判決を不服として控訴しました。

 当時17歳の被告の元少年は2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さんを殺害したとして、殺人の罪に問われています。

 元少年は殺意を否認し、弁護側は心神耗弱などを理由に「懲役8年が相当」と主張しましたが、1審の神戸地裁は23日、「当時、元少年に精神障害はなく、殺意があったことは明白であり、完全責任能力があった」などと指摘して、懲役18年の実刑判決を言い渡しました。

 元少年は、この判決を不服として27日、大阪高裁に控訴しました。

 将太さんの父・敏さんは「ほぼ即日に近い控訴で、公判で謝罪したこともウソになる。悪意すら感じている」と話しています。

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