脂がのってうまみたっぷり入梅イワシその特徴は(2023年6月22日)

脂がのってうまみたっぷり入梅イワシその特徴は(2023年6月22日)

脂がのってうまみたっぷり 「入梅イワシ」その特徴は…(2023年6月22日)

 張りのあるプリッとしたサクランボに果汁いっぱいのジューシーなメロン。今が旬なのは果物だけじゃありません。

 刺身でも塩焼きにしても揚げても今、脂が乗って、うまみたっぷりなのが「イワシ」。鮮魚店「角上魚類小平店」では、イワシが飛ぶように売れています。

 この梅雨の時期に水揚げされるマイワシは「入梅イワシ」と呼ばれています。その特徴は…。

 角上魚類小平店・川崎真論店長:「梅雨の時期は脂が乗って来ているイワシ。おなか側、背中側にも脂が乗っているので、今のシーズンは全体的にまんべんなく脂が乗っている。全体、丸みがある」

 なぜそんなに脂が乗っているかというと、産卵前だからです。梅雨時期のイワシは産卵に向けて餌(えさ)をよく食べます。そのため体が太くて丸みを帯び、1年で一番、脂が乗っているのです。

 世の中は値上げラッシュですが、今年の入梅イワシの値段は、なんと平年並み。イワシは今年も変わらず、庶民の魚のままです。

 角上魚類小平店・川崎真論店長:「今日は多分、全部なくなりますね。100キロ入荷している。全部、なくなる」

 そんな旬のイワシ、おすすめの食べ方は…。

 大松・大沢裕子さん:「『イワシの刺身』が一番、うちの店では。甘味が出ている。臭みが全くない」

 イワシの刺身といえば、生姜じょうゆが定番ですが…。

 大松・大沢裕子さん:「脂も乗っているから塩だけでもおいしい」

 塩は軽く1振り程度が適量。イワシの脂をサッパリとさせるんだそうです。

 入梅イワシは7月末ごろまで水揚げされ、店頭に並ぶとのことです。
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