【最新技術】超フワフワ食感… -40℃で液体が「かき氷」に!(2023年6月21日)
■氷を使わない“驚きのかき氷”
かき氷も新たな時代に突入しています。北海道に先週、オープンしたばかりの「涼味処」。新時代のかき氷は作り方に驚きが…。
注ぐのは老舗お茶メーカーの抹茶です。すると、きめの細かい氷が出てきました。氷を削るのではなく、液体から作るかき氷です。
好!抹茶雪・かなさん:「氷を使う必要がないので、冷凍庫を用意する必要がない。売り切れということもない」
その特徴は何と言ってもかき氷とアイスクリームの中間のような食感。これを生み出しているのが、その名も「パウダーアイスメーカー」です。北海道で数多くの電子部品を作るトウマ電子工業が3年かけて開発しました。
■ー40℃で液体が即かき氷に!
使い方は簡単です。機械の上部に水を入れたペットボトルをセット。この水がマイナス40℃ほどまで冷えた回転式のドラムに触れ、瞬間凍結。ドラムの回転速度は15段階あり、速さによって“シャリシャリ”から“ふわっふわ”まで様々な食感のかき氷を作ることができるのです。
トウマ電子工業・只野憲弥社長:「すごくやわらかくて、食べても頭が痛くならない。冷凍庫に入れて凍るものであればできるので、例えばアルコール、日本酒やカクテル・ワイン。そばやそうめんのタレを凍らせて上にかけてというような、かき氷だけにこだわった製品ではない」
ノンアルコールビールを凍らせて泡のように乗せてみると…氷も苦味が残っていて、キンキンに冷えたビールとはこのことかもしれません。暑い夏にぴったりです。
水から作る新時代のかき氷。“夏の暑さ”を和らげてくれそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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