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高校野球「脱・丸刈り」急速に進む 5年で76%→26% 緩和の背景に「部員数の減少」 #shorts
かつて高校球児と言えば「丸刈り」を強制されるのが当たり前でしたが、この5年で「脱・丸刈り」が急速に進んだことが調査で明らかになりました。
■76%が5年で26%に急減 “厳しい制約”緩和の傾向
番組が訪れたのは、千葉県にある中央学院。来月の大会にシード校として出場する強豪校です。球児たちは「丸刈り」でも「スポーツ刈り」でもない、おしゃれな髪形で練習に励んでいました。
この野球部では去年2月、部員の髪形を丸刈りから自由に変更。今では、部員90人中、丸刈りの球児は1人もいません。
中央学院硬式野球部・相馬幸樹監督:「坊主(頭)で野球をやっている中学生を見なくなったのが大きな要因。向こう10年考えた時に、果たして高校野球は坊主(頭)なのか。問い掛けをしまして、坊主(頭)じゃなくていいんじゃないかと変えました」
日本高野連が6月19日に発表した「高校野球実態調査」によると、「部員の頭髪の取り決め」について「丸刈り」と答えた学校は、26.4%。前回調査を行った5年前の76.8%から激減しました。
他にも、携帯電話やスマートフォンの利用を「部員の自由」とする高校が増えるなど、これまで当然のようにあった厳しい制約が、緩和されている傾向が浮かび上がりました。
■主将「髪を伸ばしても変わらない強さを見せたい」
背景にあるのが、少子化と野球人気の低下による「部員数の減少」です。
相馬監督:「皆さん野球界の危機を感じていて、野球人口の増加を目指してやってると思う。ようやく高校野球の指導者もそのへんを見るようになってきたんじゃないかな」
1年生まで「丸刈り」だった、キャプテンの佐久間源一郎選手(3年)は、「髪を伸ばしても変わらない強さを見せたい」と、夏の大会に向けて意気込んでいます。
佐久間主将:「これ(自由な髪形)で強い集団がすごいかっこいいと思っているので。夏の大会はしっかり一戦一戦こだわってやっていきたいと思います」
(「グッド!モーニング」2023年6月21日放送分より)/a>



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