入管施設でウィシュマさん死亡 法廷で監視カメラ映像を上映(2023年6月21日)
名古屋入管に収容中のスリランカ人女性が死亡し、遺族が国に損害賠償を求めている裁判で、女性が亡くなるまでの様子が記録された監視カメラの映像が法廷で上映されました。
おととし3月、名古屋入管の施設で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)を巡っては、遺族が「適切な医療を受けさせていなかった」などとして、国に損害賠償を求めています。
責任の所在を明らかにしたいという遺族側の求めに応じて、21日の法廷では、ウィシュマさんが亡くなるまでの様子が記録された監視カメラの映像が上映されています。
国側は監視体制が把握されるなど保安上の問題があるとして拒んでいましたが、名古屋地裁が上映を決めました。
映像は21日と来月、2日に分けておよそ5時間分が上映される予定です。
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