死亡したバス乗客3人は運転席すぐ後ろに着席 トラックが対向車線にはみ出したか… 北海道5人死亡事故｜TBS NEWS DIG
きのう、北海道・八雲町の国道で都市間高速バスとトラックが正面衝突し、バスの乗客3人と双方の運転手のあわせて5人が死亡した事故で、乗客3人は運転手のすぐ後ろの窓側に座っていたことがわかりました。
この事故は、きのう正午ごろ、八雲町野田生の国道5号線で、都市間高速バスと養豚会社のトラックが正面衝突し、バスの乗客3人とバスとトラック双方の運転手の5人が死亡、バスの乗客12人がけがをしました。
最後尾座席の乗客
「めっちゃ強烈な急ブレーキを踏まれたのかなという感じ。前の座席の持ち手の部分で、たぶん、ここ（額）を打って」
この事故で、バスの右側はえぐられたように大きく壊れましたが、バスの運行会社によりますと、亡くなった乗客3人はいずれも運転席のすぐ後ろの窓側に座っていたことがわかりました。
また、トラックは養豚会社の所有で、当時、豚30頭を積み、農場から食肉加工場へ向かう途中だったということです。
トラックを所有する日本クリーンファーム道南事業所 笹谷諭貴規 事業所長
「（トラックの運転手は）真面目にきちんと運行のほうもやっていた。（勤務態度は）特に問題なかった」
警察は、ドライブレコーダーなどからトラックが対向車線にはみだしたとみて、午後から現場の国道を通行止めにして、当時の状況をくわしく調べる方針です。
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