プーチン大統領ベラルーシへの戦術核配備を開始(2023年6月17日)

プーチン大統領ベラルーシへの戦術核配備を開始(2023年6月17日)

プーチン大統領 ベラルーシへの戦術核配備を開始(2023年6月17日)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が、同盟国ベラルーシへの戦術核兵器の配備が始まっていると明らかにしました。

 プーチン大統領は16日、サンクトペテルブルクで開かれた経済フォーラムで戦術核兵器の配備について「最初の核弾頭がベラルーシに届けられた。配備は夏から年末にかけて完了する」と言及しました。

 ウクライナの反転攻勢などを踏まえ配備を前倒しした可能性もあります。

 プーチン氏は核兵器使用の可能性を巡り、「ロシアの領土の一体性と主権に対する脅威があれば可能だ」と牽制(けんせい)する一方、現時点で使う必要はないという認識を示しました。

 核兵器の削減を巡っては、「我々はNATO諸国よりも多くの核兵器を保有しているのでNATOは削減を促してくる」と批判しました。
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