“スプレー”噴射か、30代の女とみられる犯人逃走 14人が目や喉の痛み訴える 店は通常営業に戻る
14日昼すぎ、大阪・梅田の阪急うめだ本店で何者かがスプレーのようなものをまき、14人が目やのどの痛みなどを訴え病院に搬送されました。犯人は逃走していて、警察が傷害事件として捜査しています。(取材・報告=秋山実紀記者)
※午後6時時点の情報
私はJR大阪駅前にいます。午後5時すぎまでは救護テントが張られていましたが、現在は撤去され通常通りの様子となっています。店内も騒然としていましたが、現在は落ち着いて通常の雰囲気となっています。
警察や消防によりますと、きょう午後1時半ごろ、大阪・梅田の阪急うめだ本店でガードマンから「9階のトイレで異臭がする」と 通報がありました。
消防によりますと、男女合わせて14人が目やのどの痛みを訴え病院に搬送され、いずれも命に別状はないということです。
現場の階にいた人
「警察が入って来て、『フロアから退去してください』と言われて。街の中心で怖いですよね。ただただ怖いです」
警察によりますと、9階のトイレで、客の85歳の女性が個室から出てきたところ、何者かから顔にスプレーのようなものをかけられたということです。犯人はその後、逃走していて、女性との面識はないとみられます。
犯人は、30代の女とみられ、身長は、165センチメートルくらいのがっちりした体形だったということです。警察は傷害事件として、行方を捜査しています。
阪急百貨店によりますと、9階で開催されていたイベントが中止となり、現場のトイレ付近が、立ち入り禁止となっていましたが、先程、規制が解除され、店は通常どおりの営業に戻っています。
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