「我々の領土から敵を追い出す」ウクライナ“反転攻勢”次々と集落奪還(2023年6月13日)

「我々の領土から敵を追い出す」ウクライナ“反転攻勢”次々と集落奪還(2023年6月13日)

「我々の領土から敵を追い出す」ウクライナ“反転攻勢”次々と集落奪還(2023年6月13日)

この週末、ウクライナの反転攻勢が、大きく動き出しました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領(10日):「ウクライナは反転攻勢を実行しています。今は詳細を言えませんが、そのうち分かるでしょう。我々は、前を向いています。プーチンに、そう伝えてください」

詳細は明らかにしなかったものの、反転攻勢が始まったことを初めて明言したゼレンスキー大統領。最高司令官の発言のあと、領土奪還の映像や情報が、次々と発表されるようになります。

東部ドネツク州と南部ザポリージャ州の境に位置する集落。
ウクライナ兵士:「我々の領土から敵を追い出しています。最高な気持ちです。ウクライナは必ず勝つ」

奪還の報告があがった集落は4つです。
ウクライナ兵士:「作戦は、朝5時ごろに始まり、装甲車両から降り、突撃を開始しました。敵も大砲で反撃しましたが、我々が主導権を握ることができました」
ウクライナ兵士」:「『ウラル』という軍事トラックです。弾薬でいっぱいでした。仲間もウラルも捨てて、敵は逃げました。弾薬が散らばって、混乱状態です」

ウクライナ軍が攻勢に出ている主な地域は、バフムトを含む東部地域、南部ザポリージャ州、そして、ザポリージャ州とドネツク州の境になる地域です。事前の予想通り、やはり反転攻勢は“南”に向けて行われている可能性が濃厚です。

ただ、これが反転攻勢のすべてとみることはできません。東部バフムトにおけるウクライナ軍の攻勢が衰えるどころか、激しくなっているからです。

さらにいうと、反転攻勢が順調に進んでいるとはいえない地域もあります。

ロシア軍が公開した映像。ザポリージャ州でウクライナ軍の戦車などを破壊したとするものです。激しく損傷しているものが多いのですが、少なくともドイツ製の戦車『レオパルト2』と、アメリカ製の歩兵戦闘車『ブラッドレー』が確認できます。どちらも“反転攻勢のために供与”された兵器です。

早速、国防相が手ずから、功があった隊長らに勲章を与えました。
ロシア・ショイグ国防相:「国は、あなたの功績を高く評価します。皆さん、これからも我が国、祖国、国民のために誠実に尽くしてくださると確信しています」

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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