ウクライナでダム決壊 ロシア砲撃で避難中の9人けが(2023年6月9日)

ウクライナでダム決壊 ロシア砲撃で避難中の9人けが(2023年6月9日)

ウクライナでダム決壊 ロシア砲撃で避難中の9人けが(2023年6月9日)

 ウクライナ当局は南部へルソン州のダムの決壊を受けて、避難していた人がロシア軍から砲撃を受けてけがをしたと明らかにしました。

 ウクライナの検察当局は8日、ロシア軍が水力発電所のダムの決壊で浸水している南部へルソン州の集落などを砲撃し、避難中の民間人9人がけがをしたと発表しました。

 インフラ施設も被害を受けているということです。

 へルソン州で浸水や水没した範囲は東京23区の大きさに相当していますが、ゼレンスキー大統領はロシア軍が浸水地域に砲撃しているため、救助活動に支障が出ていると訴えています。

 一方、ロシア側もウクライナ軍が民間人の避難拠点を攻撃し、33歳の妊婦を含む2人が死亡したとしてウクライナ側を非難しています。
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