近畿日本ツーリストを家宅捜索 “ワクチン業務”委託料を過大請求 詐欺の疑いで捜査|TBS NEWS DIG
近畿日本ツーリストが新型コロナウイルスのワクチン業務の委託料などを自治体に過大請求していた問題で、警察は詐欺の疑いで捜査を始めました。
大阪府警はきょう、近畿日本ツーリストの西日本支店などの関係先を家宅捜索しました。
近畿日本ツーリストをめぐっては、大阪府や静岡県などから委託された新型コロナワクチン接種のコールセンター業務などで過大請求が相次いで発覚していて、請け負ったオペレーターの人数よりも少なく発注するなどの手口で、全国86の自治体から最大およそ16億円を過大請求していた疑いが、先月、社内調査で明らかになっていました。
捜査関係者によりますと、警察は大阪市内にある近畿日本ツーリストの西日本支店や静岡市内の支店などを家宅捜索しており、今後、詐欺の疑いで捜査を進める方針です。
KNT-CTホールディングス 米田昭正社長
「多大なる迷惑と心配をおかけしていることに対し、心より深くお詫び申し上げます」
この問題で、近畿日本ツーリストの親会社「KNT−CTホールディングス」の米田社長は決算会見で謝罪しました。
一方で、「会社として、組織ぐるみで過大請求を行っていない」と説明。原因となった組織風土の改革などを進め、再発防止策を構築していく考えを強調しました。
自身の経営責任については「ホールディングスを含めて検討していく」としています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/7Svum4b
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/6DgOhkC
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/EW6Ll85
コメントを書く