公明 東京での“協力解消” 自民に伝達(2023年5月26日)

公明 東京での“協力解消” 自民に伝達(2023年5月26日)

公明 東京での“協力解消” 自民に伝達(2023年5月26日)

 公明党は25日、次の衆院選で東京の自民党候補に推薦を出さないことを正式に決定し、自民党に伝えました。

■岸田総理“解散戦略”に影響も…

 公明党・石井啓一幹事長:「東京における自公の信頼は地に落ちたと言える。したがって、東京における自公間の協力関係は解消する」

 発端は、練馬区東部に新たに誕生する「東京28区」を巡る争いでした。公明党は、支持者が多いとされるこの選挙区で候補者を擁立する考えでしたが…。

 自民党:「すでにうちの候補者が出ることが決まっている。受け入れられない」

 最終的に公明党は25日、「東京28区」での擁立断念を正式に決定。しかし、代わりに東京では、すべての選挙区で自民党の候補を推薦しないという異例の判断も下しました。

 これに対し、自民党内では「連立を解消するべきだ」などと反発が広がっています。

 自民党ベテラン議員:「公明党とは、もういいんじゃないの。元々違う政党なんだから。公明党の大臣や副大臣は、辞表を出せって話だ」

 岸田文雄総理大臣の解散戦略に影響を与える可能性もある今回の事態。25日夜、岸田総理は、次のように述べました。

 岸田総理:「岸田政権としては、強固な自民公明両党の連立の基盤に立って、重要な課題に一つひとつ対応していきたい」

(「グッド!モーニング」2023年5月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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