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自民立て直しに向け…茂木幹事長「相当な覚悟を持って」大阪訪問も浮き彫りになる地元議員との溝
4月の統一地方選挙で大敗した自民党大阪府連の立て直しのため、自民党の茂木敏充幹事長が24日、大阪を訪れ、地元の議員らと会談しました。異例の訪問の狙いは何なのか。(取材・報告=岡村真朋記者)
「今、茂木幹事長が大阪府連の立て直しに向けた地元議員らとの会談が行われる部屋へと入っていきます」
大阪市内のホテルで行われた24日の会合。党本部から、新設された「大阪自民党刷新本部」の本部長を務める茂木幹事長が出席し、府連からは3日前に会長に就任した谷川とむ衆議院議員や落選中の元衆議院議員らが出席しました。
茂木幹事長
「今日は相当な覚悟を持って大阪の方にお邪魔させていただいた。大阪での党勢拡大に向けた新たな組織を立ち上げ、大阪府連と連携しながら必要な支援を行っていく」
今回の茂木幹事長の訪問について、党関係者は腰が重い大阪府連の尻を叩くことだと指摘します
統一地方選での大敗から1か月。大阪府連では、責任をとって辞任した会長の後任がなかなか決まらなかったうえ、敗因の分析も進んでおらず、再生に向けた動きは鈍いのが現状です。
しかし、岸田内閣の支持率は上がっていて、衆議院解散は“待ったなし”の状況です。
こうした中での茂木幹事長の大阪訪問には、いつ総選挙に突入してもいいように、態勢の構築を急ぐ狙いがあるとみられます。これに対し、大阪府連側は……。
谷川会長
「自民党本部と自民党大阪がなかなかしっくりいっていないのではないか(という意見が出た)。今まで我々が良きイメージがなかったところを、いわば全部払しょくして、本当に刷新していく」
憲法改正や野党の分断に向け、ときに維新に秋波を送ってきた党本部。一部の地元議員からは、これまでの経緯を踏まえず、トップダウンで進める党本部のやり方に疑問の声も聞こえてきます。
幹事長の訪問で改めて浮き彫りになったのは双方の溝でした。一枚岩となって組織を立て直せるのか。キックオフのタイミングで早くも暗雲が立ち込めています。
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