「破壊された広島の写真がバフムトに似ていた」ゼレンスキー大統領が原爆資料館視察　ウクライナの復興誓う｜TBS NEWS DIG

「破壊された広島の写真がバフムトに似ていた」ゼレンスキー大統領が原爆資料館視察　ウクライナの復興誓う｜TBS NEWS DIG

ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、原爆資料館を視察し、かつての広島の風景が東部の要衝バフムトに似ていたと語りました。

ゼレンスキー大統領は21日夕方、広島市の平和公園を訪問しおよそ40分間にわたって原爆資料館を視察したほか、慰霊碑に花を手向けました。

ゼレンスキー大統領
「破壊された広島の写真がバフムトなどの街に似ていた。何も生きているものがおらず、すべての建物が破壊されている」

ゼレンスキー大統領は会見でこのように述べ、ロシアに破壊された街が今の広島のように平和な街に再建されることを夢見ていると話しました。また、「ウクライナが提案している和平案の実現に向けて、首脳会議を開く必要がある」と指摘し、今回の訪問で多くの国に支持を訴えることができたと成果を強調しました。

バイデン大統領
「この街に来て原爆資料館を訪れ、核戦争の悲惨な現実を強く思い知らされました」

アメリカのバイデン大統領も広島サミットを終えて会見を開き、「核兵器の脅威のない世界を目指し努力を続ける責務について、G7首脳たちと改めて確認した」と述べました。

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