【アメリカ】バイデン大統領…原爆資料館訪問を通じ“哀悼の意” ホワイトハウス戦略広報調整官が明かす
G7広島サミットを前に、アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官がNNNのオンラインインタビューに応じ、バイデン大統領が原爆資料館への訪問などを通じ、「犠牲者らに哀悼の意を示せることを心待ちにしている」と明らかにしました。
アメリカ・カービー調整官「バイデン大統領は(原爆資料館)訪問の機会を厳粛に、かつふさわしい敬意の念をもって扱うだろう。広島で最も適切な方法で(犠牲者らに)哀悼の意を示せることを心待ちにしていると保証する」
カービー調整官は、サミットで「核兵器のない世界」に向けた強いメッセージを発信したいとする岸田首相の考えについて、「大統領は世界の核兵器を最少化するために、NPT(=核拡散防止条約)の中で全ての国がやるべきことをやる必要があると強く信じている」とする一方、「自国や同盟国を守るためには、健全な戦略的抑止力も必要だ」とも指摘しました。
一方、中国への対応をめぐっては、「G7の全ての首脳が、中国への共通の懸念を表明することになるだろう」との見通しを示しています。
(2023年5月17日放送)
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