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<首相襲撃1か月>専門家“爆発は不完全に終わった” 容疑者黙秘も、和歌山地検は今後鑑定留置を検討
和歌山市で、岸田首相に爆発物が投げ込まれた事件から15日で、1か月です。逮捕された男は依然、黙秘を続けていて、警察は殺人未遂容疑での立件を視野に慎重に捜査を進めています。
4月15日、演説を始めようとした岸田首相に爆発物が投げ込まれ、木村隆二容疑者(24)が現行犯逮捕されました。その後の捜査で、自宅から「黒色火薬」の成分を含む火薬が押収され、木村容疑者は無許可で火薬を製造した疑いで再逮捕されましたが、これまで黙秘を続けています。
警察は、岸田総理や聴衆を殺害しようとした殺人未遂容疑での立件を検討していて、爆発物の殺傷能力が焦点となっています。今後、爆発の再現実験を行うことも検討しているということです。
映像を解析した専門家によりますと、爆発物は地面から約1.8mの高さを時速140キロ程度で飛び、聴衆の上を超えていった可能性が高いということです。
熊本大学 波多英寛助教「大きな破片は3つに分かれていて、フタが2つと本体が1つ。本体が破裂していたら、もっと早い速度で無数の破片が飛び出すので、その場合には周辺の方が死傷していた可能性はあります」
波多助教は爆発物には自宅から押収された「黒色火薬」が使われた可能性があるとしたうえで、爆発は“不完全”に終わったとみています。
波多助教「普通、火薬は物を飛ばすのに使うもので、壊すのにはあまり向いていない。少なくとも本体の部分が破片化できていない段階で、うまくいっていないのではないか」
一方、和歌山地検は木村容疑者の刑事責任能力を調べるため、今後、鑑定留置を行うことも検討しているということです。



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