女子高校生に“卑わいな言動” 「ウマ娘」作曲家に有罪判決 東京地裁(2023年5月12日)

女子高校生に“卑わいな言動” 「ウマ娘」作曲家に有罪判決 東京地裁(2023年5月12日)

女子高校生に“卑わいな言動” 「ウマ娘」作曲家に有罪判決 東京地裁(2023年5月12日)

 人気ゲーム「ウマ娘」などに楽曲を提供する作曲家が女子高校生に卑猥(ひわい)な言動をした罪などに問われた裁判で、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 「ウマ娘プリティーダービー」などに楽曲を提供する作曲家の田中秀和被告(35)は去年8月の午後10時すぎ、東京・目黒区内の駐輪場で当時15歳の女子高校生に声を掛け、卑猥な言動をした罪や駅で女性のスカート内を繰り返し盗撮した罪などに問われています。

 東京地裁は今月12日の判決で「性的欲求や性的好奇心を満たすため犯行を重ねたもので、自己中心的で短絡的な動機に酌量の余地はない」「若年の被害者を羞恥させるとともに強い恐怖を与えた」と指摘しました。

 そのうえで「通院治療を継続的に行っており、二度と再犯しないと誓約している」などとして懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

 最後に裁判官は田中被告に対して「法廷で意見陳述した被害者の言葉の重みを受け止めてほしい」「絶対に忘れないでいただきたい」と更生を求めました。
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