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「ブラジル産卵」緊急輸入で安くなる? “国内の卵市場”への影響を専門家が解説(2023年5月12日)
卵の価格高騰が続いていますが、その日本を救うかもしれないのが、地球の反対側のブラジルです。そこでブラジル産の卵の輸入で、卵の価格は安くなるんでしょうか。国内の卵市場に与える影響を取材しました。
■ブラジル卵の価格は“日本の1.5倍”
卵の生産・流通に詳しい東京農業大学元教授の信岡誠治さんに話を聞きました。
まずブラジルの卵について伺ったところ、実は、ブラジルの卵は日本よりも価格が高いんです。
世界的な鳥インフルエンザの流行で、発生していないブラジルに、世界から注文が殺到しています。そのため、取引価格が今の日本の卵の1.5倍になっています。
卵加工大手「イフジ産業」を取材したところ、「採算だけ考えると合わない」そうで、ブラジルの卵を輸入する目的は、“安定供給”だということです。
■不足分の数%しか補えず…すぐには安くならない
これだけ各国から注文が殺到しているわけですから、ブラジルから日本に輸入できる量も限定的だといいます。
加工用で不足している量の数%しかブラジル卵で補えないそうで、店頭に並ぶ卵の価格に影響を与える量ではないと信岡さんは指摘します。
つまり、私たちが買う卵がすぐに安くなるわけではなさそうです。
■卵価格落ち着くのは…少なくとも1年
では、卵の価格が落ち着くのはいつになるのでしょうか?
信岡さんに聞きますと、卵が安くなるためには2つの条件があるといいます。
1つ目は、トウモロコシなど餌(えさ)の価格が下がること。2つ目は、国内の生産量が鳥インフルエンザ前にまで回復すること。鶏舎の消毒作業を終えて、ヒナを飼育して卵を産めるまでに育てる必要があるそうです。
こうしたことから、卵の価格が落ち着くのは、少なくとも1年はかかるということです。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年5月12日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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