刑法改正案審議入り 「撮影罪」新設など(2023年5月9日)
性犯罪への対策を巡って「強制性交罪」の処罰の要件見直しや盗撮の防止に向け、「撮影罪」の新設などを盛り込んだ刑法の改正案が衆議院本会議で審議入りしました。
改正案では加害者の「暴行や脅迫」が要件となっている「強制性交罪」を「不同意性交罪」に名称を改め、被害者が「同意しない」意思を示すことが難しい場合も処罰できるようにします。
その具体的な行為として「暴行や脅迫」のほか、「虐待」や「経済的・社会的地位の利用」など8つの例を挙げています。
また、性行為の同意年齢を13歳から16歳に引き上げることや盗撮被害を防ぐため、わいせつな画像の撮影や第三者への提供を取り締まる「撮影罪」を設けることなどが盛り込まれています。
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