新大久保に殺到…名古屋発着“3時間だけ滞在”夫婦も 10円パン&チュクミ大人気(2023年5月3日)
日韓関係の雪解けが急速に進み、人気の旅行先になっている韓国。その韓国気分を日本で味わおうと、ゴールデンウィークの東京・新大久保は多くの人でにぎわっています。若者だけでなく、高齢者も引きつける魅力に迫りました。
■「名古屋から弾丸」3時間滞在
東京を代表するコリアンタウン「新大久保」。
名古屋から来た夫婦:「韓流のこの雰囲気を味わいに来ました」「犬飼っているんで長い間、家を空けられない。弾丸で。韓国に行けないんだったら、ここって」
東京に到着してすぐ新大久保に。ここなら韓国旅行気分を味わえるというわけです。
初めて食べる「チーズドッグ」の味は…。
名古屋から来た夫婦:「砂糖をくるくるつけてからケチャップかけてくださいって言われたんで。おいしいです」「(Q.この後は、どこに行く予定?)ここをぐるっと回って、3時間回ったら名古屋に帰ります」「(Q.本当に新大久保だけ)そうです。ここだけ来ました」
わざわざ新大久保を目指して、地方から東京にやってくる人々。家族連れや友人などのグループが多く、目的も様々です。
■3年ぶり新大久保へ おかず&10円パンを購入
茨城から来たグループ:「韓流百貨店ね」「本当、久々だね。私いつ来たんだっけな」
韓国人の友達に会うため、6人で茨城から来たという女性たち。新型コロナの影響で、皆で新大久保に来たのは3年ぶりとなりました。
茨城から来たグループ:「(Q.久しぶりの新大久保は?)若い人が多いね」「(Q.お店とか結構変わった?)変わったのかな、結構変わったよね。久々だから忘れちゃった」「(Q.今からどこに行く?)お買い物。キムチがおいしいんです。(店)どこだっけ」
向かっているのは、行きつけだった韓国のおかずを売っている店です。数分後、購入したおかずが両手いっぱいに。買いたかったものは、他にも…。
茨城から来たグループ:「今、はやりの10円パンをみんな買いました」
その名の通り、大きな10円玉をデザインしたパンです。アツアツを割ると、とろーり伸びるチーズが特徴です。
茨城から来たグループ:「どうしても一度食べたいと思って。どんな味か」
韓国でブームになっている「10ウォンパン」を日本の10円にアレンジしたもので、“映える”動画が撮れることから、店の前に行列ができるほど、大人気となっています。
親子:「スマホでTikTokで流れてきて。チーズが伸びてて、それをちょっとやってみたかったです」
■激辛イイダコの「チュクミ」も大人気
もう一つ、新大久保で大人気になっているのが…。
ママ友:「(Q.何を食べた?)チュクミ」「最近知って、新しくできたんでしょう」
5人のママ友のお目当ては、“チュクミ”と呼ばれる韓国料理。確かに新大久保の街には、“チュクミ”と書かれた看板が目立ちます。一体、「チュクミ」とは?
チュクミドサ 新大久保店 店長:「“チュクミ”って韓国語で“チュクミ”なんですけど、イイダコのお店なんです」
“チュクミ”は、韓国語で「イイダコ」のこと。そのイイダコを唐辛子、コチュジャンなどで作られた辛いタレにつけて大きい鉄板で炒めた料理です。
この店では、この1年でチュクミの専門店を、3店舗に増やすなどブームになっているといいます。
初めてチュクミを食べた客:「(イイダコが)すごいぷりぷりで、おいしいです。おいしい辛さ」
辛い物に強いという武隈光希アナウンサー。大人気のチュクミを味わいます。
武隈アナ:「それでは、いただきます。まずはシンプルにタコだけ。ぷりぷりで唐辛子がきいてます。結構のどに来る辛さです」
激辛で、口の中が大変なことに!それをやわらげる食べ方も、ちゃんとあります。
えごまの葉、レタス、のりなどにイイダコを乗せ、とびこも一緒に入れて巻いて食べます。
武隈アナ:「マヨネーズがまろやかさを増してます。辛いタコとマヨネーズの甘い感じが非常にあっています」
他にもチーズトッピングを加えたり、日本でいう茶碗蒸しの「ケランチム」を合間に口にしたりすれば、辛いものが苦手な人でもおいしく食べられます。
チュクミのシメで人気なのが「とびこチャーハン」。余ったタレに、のりとご飯などを加えてかき混ぜ、鉄板に広げて、最後にとびこを乗せて完成です。
コロナ禍で閉まっていた食べ歩きの店も復活するなど、新大久保の注目度はさらに高まっています。
(「グッド!モーニング」2023年5月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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