新市長が誕生で「出生率」はどうなる?全国平均下回る芦屋…最年少市長の手腕問われる(2023年5月1日)
兵庫の明石には女性市長、芦屋には最年少市長が初登庁。ともに少子化対策に取り組みます。
5月1日、明石市では丸谷聡子新市長(59)が初登庁しました。泉房穂前市長の後継候補として出馬し、次点にダブルスコアの差をつけて圧勝しました。
(明石市 丸谷聡子市長)
「これからも私の市民目線のスタイルは変えずに、公の心をしっかり持って、市民のみなさんの声を聞いていく。そこをしっかりやっていく」
明石市では、泉前市長が2011年に初当選後、18歳までの医療費や中学校給食など「5つの無料化」を進め、ファミリー層の人口を呼び込み、2013年以降、人口は10年連続増加。2020年の出生率は1.62と、全国平均(1.33)を大きく上回りました。4月28日の退任会見でも、泉前市長は「こども政策」による実績を強調していました。
(明石市 泉房穂前市長)
「子どもを核とした街づくり、全ての子どもたちを街のみんなで本気で応援すれば全ての市民が幸せになる。まだ当面、明石は大丈夫です。泉から丸谷さんに代わったので、より市政が安定しますから」
一方の芦屋市。多くの職員らに出迎えられる中、史上最年少市長の高島崚輔新市長(26)が初登庁しました。
(芦屋市 高島崚輔市長)
「世界で一番住み続けたい、そんな芦屋を(市民・市職員と)対話を通じて、一緒に作り上げてまいります」
芦屋市では2015年をピークに高齢化が進む一方、若年世代が転出し、人口が少しずつ減少していて、2020年の出生率は1.31と、全国平均を下回っています。1日午後、市長として初めての記者会見が開かれ、人口減少にどう歯止めをかけるか質問が飛びました。
(芦屋市 高島崚輔市長)
「(出生率の課題を解決するために)大事なのはいくつかあると思うんですが、2点考えていまして、まずは経済的な支援だと思っています。それに加えて2つ目で申しますと、働きながら子育てする環境の整備ということが大事かなと思っています」
史上最年少市長の手腕が問われます。
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