“ゴジラ”松井がジャイアンツ球場に登場!小学生に指導 最後は柵越えも(2023年4月29日)

“ゴジラ”松井がジャイアンツ球場に登場!小学生に指導 最後は柵越えも(2023年4月29日)

“ゴジラ”松井がジャイアンツ球場に登場!小学生に指導 最後は柵越えも(2023年4月29日)

2012シーズン限りで現役を引退した松井秀喜さん(48)が恒例となっている野球教室を開催しました。
これまで日本で6回、アメリカで17回行ってきたこの野球教室。
教室冒頭、自身がプロ入団後を過ごしたジャイアンツ球場ということもあり「18歳のころを思い出します。」とあいさつ。
その後は全国から集まった35人の小学生と共にランニングやストレッチといったアップを共に行い汗を流すと、打撃練習では松井さん自ら打撃投手となり指導!
一人8球と決まっていたものの、最後の1球で空振ったりした子供に対しては松井さん自ら「もう1球いこう!」と声をかけ延長。
その行動の理由について松井さんは「たまたま縁あって今日会えた子どもたち。今日一日が終わるときに(野球教室に)行ってよかったなと思ってほしい。最後の1球は気持ちよく打ってもらって終わってほしかった」と話しました。
また、野球教室の最後には松井さんが自らバットを持ちフリー打撃を披露。
「もう限界かもしれない」と笑いながら話しましたが、19球目でした。「これ行ったろ!」という言葉通り高い放物線を描いた打球はジャイアンツ球場のライト柵を軽々超えるホームラン!集まった子供たちとその保護者から大きな拍手が送られました。

野球教室終了後に、松井さんが報道陣の質問に答えました。

Q 少年少女の吸収力など指導した感想は
松井:みんな、少しでも上手になりたい意欲がすごいありましたし、元気いっぱいでしたし、来てくださった皆さんにとってもね、いい一日なってまた新たに頑張ろうという気持ちになる一日になったであれば嬉しいなと思います。

Qバッティングピッチャーをされているときに子どもたちが最後のスイングで空振りなどしたときにもう一級というような場面がありましたが、松井さんがこの世代に指導する際心がけていることは
松井:心がけていることは、まあ…ね、来てくださっている子たちはもうほとんど、今日一日のほんの一瞬しか、こうやって会うことはないですからみんな来てよかったな、今日はいい一日だったな、という風に終わってほしいなと思います。ですからまあ、最後の一球、あんまりいいスイングとか打球じゃなかったら、いい打球を飛ばして終わってほしいなという風に思います。

Q最後のティーバッティング振り返ってみていかがでしたか?
松井:私ですか?引退して10年以上経ってるんで、もう年々やっぱり、こうやって野球教室やるたびに、最後に打つんですけど、年々飛距離が落ちてきてますよね。今日は風にも打球が負けてて、年を実感しております。

Q皆さん野球教室での最後の松井さんのティーバッティングに期待されてると思うのですが、期待の中で19スイング目にしっかりと結果を出されたかなと思ったのですが
松井:せっかくね、来ていただいたんで、やっぱりその…ね、もうみなさん今日来てくださったお子さんたち、僕の現役時代はもちろん知らないでしょうけど、あの元プロ野球選手であっても目の前でねホームランが見れるっていうのは、彼らたちにとってもいい瞬間だと思ったので最後一本打つまではやりたいなと思って頑張ってますけど、そろそろ怪しいすね。今日実感しました。

Q30年前にプロ2年目でジャイアンツ球場で‥昔はあのネットなかったですね・・。
松井:よく知ってますね、そうですね、あそこのね、いつできたかちょっと覚えてないですけど、あれがなかったらね19スイングもする必要なかったんですけど、まあでも打ててよかったです、まあここに来ると当時のルーキーだったころの毎日ここで汗を流した日々のことを思い出しますよね。意外とその、周りの雰囲気がかなりきれいになって変わりましたけど、球場自体はそんなに変わってないんで、なんか、いいですねやっぱりね、当時の18歳の時だったと思いますけどね、当時のこと思い出すのはここに来るとそういう気持ちになれるのはいいなと思います。

Q30年前二軍から一軍に上がる際、結果を残したいときに、当時18歳の松井さんが野球に向けてプロ野球で思い描いていた信念とは当時どういうものでしたか?
松井:まあ日々、もう必死に過ごしてただけですよ、まあ二軍でほんとに、このー、ルーキーの四月っていうのは二軍でスタートして、まあ日々どうやったらいいバッティングできるのか、結果を残せるか、まあ外野にコンバートされたばっかりだったんで、守備もどうやったらうまくなるか、ほんと一瞬一瞬が必死だったので、あんまりそのー、将来を考える余裕が、まだ当時はなかったような気がしますけど、でも今考えるとそういう日々が、その後のね自分の野球人生にいい形でつながってくれたのかじゃないかと思います。そういう意味で二軍で過ごしてた時間っていうのがね僕にとってはすごい貴重だった気がしますね。

Q今日参加された少年の中で、ジャイアンツファン、松井さんのファンで、松井さんから球投げてもらって、それをバッティングではじき返せてすごい光栄だといった少年がいました。そういった少年たちに夢、元気を届けるといった意味で、これから松井さんが野球界にどのような形で関わっていくのかというのを教えていただきたいです。
松井:多分その子のお父さんかお母さんがファンだったんじゃないかなと思うんですけど、僕の現役時代絶対知らないと思うんだけど、まあでもそうやってご両親がそうやって話を、こういう選手だったんだよっていうことをきいて、そういう風に思ってくださったんならあのー、嬉しいですけど、まあもちろんこれからもこうやって、あのー若い世代に、お子さんたちに野球はね少しでもこういう形で伝えていきたいなとは思いますけど、自分自身の今後っていう意味ではまだ、はっきりはしてないですけど、これからまた少しずつそういうことをね考えていきたいと思います。

Q松井さんが現役時代に付けていた背番号55を現在付けている秋広選手がブレークの兆し、守備や打撃で活躍を見せていますが、松井さんはどう見ていますでしょうか?
松井:ええ、最近一軍に上がってね、あのー早速結果を残しているというニュースを見させていただいてますけど、やっぱり同じね同じユニフォーム
で同じ番号を付けた後輩ですから、えーまた55番がね、東京ドームでそうやって躍動する姿をね見れるのは嬉しいので、応援していきたいなと思います。

Qさらなる飛躍のため秋広選手にメッセージなどありますでしょうか?
松井:やーもうね、ジャイアンツの選手は、やっぱりジャイアンツが勝つ力になる、その一点に尽きると思いますから、あのーもちろん個人のレベルアップは大事ですけど、えーとにかくそのジャイアンツの勝利に日々貢献できる選手になってほしいなと思います。

Qメジャーリーガ―の吉田正尚選手が1イニング2ホーマーをされましたが、メジャー一年目で難しい場面もあると思いますが、そうしたなかで活躍をしているというのは元メジャーリーガーの松井さんから見てどう思われていますか?
松井:そうですね、私は1年目のこのくらいの時期全く打てなかったので、そういう意味ではそうやって早く適応できているというのは彼の実力だと思いますよ。素晴らしいと思います。

Q松井さんの目から見て、どのようなところが吉田選手のすごさ、いいところだと思いますか?
松井:まあ実際映像をゆっくり見てないですからわからないですけど、もともとその三振しないというのが、投球に対してのアプローチと、適応力というのが高いんじゃないかなと思います。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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