佐渡金山近くで“金色の魚”発見 金山と関係ある? 役場は大興奮(2023年4月28日)

佐渡金山近くで“金色の魚”発見 金山と関係ある? 役場は大興奮(2023年4月28日)

佐渡金山近くで“金色の魚”発見 金山と関係ある? 役場は大興奮(2023年4月28日)

■佐渡金山近くで“金色の魚”発見 役場大興奮

 新潟県の佐渡金山の近くで珍しい魚が見つかりました。皆さんにはこの魚、何色に見えますか。市の職員にはこう見えていました。

 佐渡市地域振興部・祝雅之部長:「予想以上に金色に近くて、とてもきれいだなと。縁起の良いことばかり重なるような気がしています」

 「オニオコゼ」という魚。一般的なオニオコゼは黒や茶色なのですが、今回見つかったオニオコゼは“金色”だというのです。

 佐渡市といえば、ユネスコの世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」が有名で、388年間で金が約78トン産出された「黄金の国ジパング」を象徴する金山です。その近くで見つかったのが今回の“金色に輝く”オニオコゼだったのです。果たして金山との関係は。魚に詳しい専門家によると…。

 東京海洋大学講師・ながさき一生さん:「科学的な因果関係はないと思います。金の成分があったからとかはない。めったにある個体ではないので、そういう意味では珍しい」

 では、なぜこのような色に…。

 東京海洋大学講師・ながさき一生さん:「遺伝的なところで、突然変異か何かで黄色だけが残っている状態になったのではないかと思われる。科学的には関係はないが、そういった土地柄もあるので、突然変異が起きたことに関して何か縁があったのかもしれない」

 市の職員も期待を寄せます。

 佐渡市地域振興部・祝雅之部長:「これをきっかけに地域も盛り上がって、幸せを運んでくれる魚になるといいなと考えています。顔もなかなかイカつくて、でもよく見ると可愛い」

 このオニオコゼは、市の施設でしばらく飼育するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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